失明後23年目の再挑戦で医師国家試験に合格

5/14の朝日新聞の「ひと」という記事に大里晃弘さんという方が紹介されていた。

27年前、東京医科歯科大学4年の時に、原因不明の病による網膜剥離で
左目から光が突然奪われ、右目の視力も次第に落ちた。

治療しながらルーペを使って勉強を続け、4年後に卒業したけれど、
テレビ型文字拡大機を使って臨んだ医師国家試験は、問題の写真や図が見えず、不合格。

その数年後には完全に失明し、職業訓練を受け、公共施設やメーカーで働く。
しかし、限界を感じて故郷の茨城に戻り、鍼灸院を開業。

目や耳が不自由な人は医師になれないという条項が撤廃された、
2001年の医師法の改正を機に、医師国家試験に再挑戦し、三度目の受験で今春に合格。

参考書は、テキストを読み上げるボランティアの声を録音し、点字に直し
試験は朗読や点字での出題に口頭で答える形式で行われた。

一線に立つには2年間の臨床研修が必要で、研修先は自力で探さないといけないらしい。
精神科医を目指しておられるそうだ。


現在50歳、様々な人生経験が、カウンセリングに生きるだろう。

見られないことで、リラックスして自分を曝けることができる患者さんもいるだろう。
見えないことから、声の調子や話の内容により集中できるかもしれない。

目標が達成されることを願う。
[PR]
by 98765421 | 2005-05-18 11:22 | 日々つれづれ


<< 性善悪説に中指を立てる 環業革命ショック >>